税務サービスと法務サービス
どちらかのサービスを重視しすぎると・・
一般的に、税金の問題は「税理士」、法律の問題は「弁護士」という形で、それぞれ別の分野の話と捉えられる事も少なくないようです。
しかし、現実に何か問題が生じたとき、あるいは問題を未然に防ごうとするときに、取り得る中で最善の手段を選ぶためには、税務面のみの検討だけでは不十分ですし、逆に法的な事だけを考えて行動しても、決してうまくいきません。
税務上の負担を出来るだけ軽減しようと、自分自身は「節税」のつもりで行っていた行為が、行き過ぎてしまった結果、「租税回避行為」や「脱税」として問題にされてしまうケースも少なからず存在しています。
逆に法律面ばかりを重視しすぎたケースとして、離婚に際し、夫が妻に特に深く考えずに不動産を財産分与したところ、財産を分与された妻の側には税金が掛かからないのに対し、財産を分与して資産を失ってしまったはずの夫に、さらに追い打ちを掛ける形で高額の所得税が課されてしまった(不動産を財産分与すること自体に法律上の問題は無いが、その不動産を対価として、財産分与義務を消滅させた時点で、これまでの値上がり益が顕在化したと解釈された)というケースが実際にあります。
当事務所の行うサービス
当事務所は、クライアントの抱えている問題に対し、税務面のみならず、法的な側面からも総合的に捉える事により、クライアントの要望に可能な限り応えつつ、トータルで最善となる解決を提供する事を目指し、税務業務だけでなく、法律業務に関するサービスの提供も行っております。
お困りごとがございましたら、当事務所までお問い合わせ下さい。